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CS向上通信Vol.3を公開しました!!

「顧客満足と制作の価値を追い求めて——東京制作部Yさんへのインタビュー」




今回のCS向上通信では、東京制作部のYさんにインタビューをしました。社内クリコン受賞常連者で、直近では30周年のロゴやラジオ体操のポスター制作など、原稿以外の部分でも輝いているYさん、実は、ノーザンライツへの入社のきっかけは「デザインがしたい!」というものでした。働いているなかで、「いいデザインを作りたい」という思いが、「お客様の満足につながっているか?」という視点に変わった瞬間を聞くことができました。

【HTBによる、顧客接点と制作の進化】
5年程前からHTBという手法を使って原稿を作成するようになり、制作部が直接お客様と接する機会が増加。Yさんが、最初は苦手意識があった取材について、「取材大好き」と語るまでに変化した背景には、先輩の姿やチームの変化がありました。
「お客さんと電話して認知されているK先輩をみて『かっこいいな』と思って憧れがある。私も刺激を受けたのかもしれない。」
それまでは営業部で聞いてきたことを元に原稿を作成していましたが、HTBができて以降、制作もより取材を担うようになりました。今では、制作部のミッションとして顧客接点が大きく掲げられています。

【苦い経験と嬉しい瞬間】
「どんなに原稿を頑張っても、他の要因が解消されなければ取引は続かない」——これは、Yさんが過去に経験した苦い出来事から得た大きな学びです。あるお客様に対して、電話取材や画像加工など細部までこだわった原稿を制作したにもかかわらず、取引が終了してしまったことがありました。その原因は原稿ではなく、他代理店が店舗と直接やり取りしていたことによるスピード感や柔軟性の差でした。
この経験を通じて、「お客様のことを本当に考えて行動する」ことの大切さを痛感。今では、特に印象深いエピソードとして挙げられたのが、営業部のKさんと取り組んだ原稿制作。お客様の特色を丁寧に反映した原稿が高く評価され、営業からも「すごく良かった」と喜ばれたことで拡販にもつながりました。「お客様のことを考えて作った原稿が、ちゃんと届いて評価されたことが本当に嬉しかった」と語るYさんの姿勢は、制作部の価値を体現しています。

【Yさんの原動力】
「一番良い原稿を作りたい」「任せてよかったと思ってほしい」——Yさんが日々の制作に込める思いです。原稿制作は単なる業務ではなく、自分の作品としての誇りを持って取り組んでいます。
その探求心は日常にも表れており、通勤時間には他社の求人原稿を研究。目を引くアイコンや言い回し、画像の加工など、気になったポイントはすぐにスクリーンショットを取り、データフォルダにストックしています。まるで自分がバイトを探しているかのような視点で、求職者の目線を常に意識しているのです。
「他社の原稿を見て、いいところを盗む。それが原稿の質を高める一番の近道だと思っています。」
日々の積み重ねが、制作部としての価値を高め、顧客満足や採用成功へとつながっています。

【求職者目線の重要性】
「制作部はお客様と求職者の間にいる唯一の部署」。お客様の要望に流されず、求職者に響く原稿を作ることが制作部の価値であると強く語ります。AIを活用した求職者動向の分析プロジェクトにも取り組み中で、9月にはツールの展開も予定されています。
「求職者とお客様の間にいる役割を全うしたい」「自分だからこそ提供できる価値を発揮したい」。Yさんの原稿には、採用成功への強い思いと熱量が込められています。