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野菜くずはごみ??

給食調理時に出た野菜くずを使って、生ごみ堆肥実験をした、5歳児さん。

その日の給食に使うお野菜の葉、茎、皮、芯、根は捨てられる【生ごみ】となる部分。
その【生ごみ】を使うことで栄養分を土へかえすことができ、そこで育つ作物や植物の成長を
促すことができます。



子ども達が大好きな【土】には、虫、菌、微生物といった 小さな小さな生命たちがおり
分解者として働いてくれています。

生ごみはごみではなく、資源になる事、【生ごみ】と【ごみ】の違いといった少し難しそうなお話も
真っすぐな心で明るく楽しく理解を示してくれました。



その日実際に出た野菜くずを観察し、自分の手で小さくちぎります。分解を促すためですね。





今回は ①園庭の土 ②ブレンドされたぐんぐん畑の土 ③カブトムシのうんちの混じった土

の3種類の土で実験しました。

結果、分解の速さは、③→②→①  菌、微生物の多さが鍵!!!でした。

分解完了後の土は、ブルーベリーの樹の足元へ みんなで還しました!

環境とのつながりを意識して、自分の立場でできることをしていく人を育てる、
今回のような、野菜くず堆肥など、植物、作物と食事をすることの関係性や
自然のサイクルに興味を持ってもらえたらと考えています。