NEWS

工房おりがみコラム 更新
『~パラリンピック、アーチェリー岡崎選手~
            からの私への贈る言葉』

JR宝塚線脱線事故、あれから16年。
岡崎選手は事故で首の骨を折り、頸髄を損傷。
アーチェリー競技を始めて、
矢を10メートル飛ばすまで3年、
矢を50メートル先の的に届くまで、
さらに1年半かかった。
下半身がほぼ動かなくなり生き方を考えた。
「事故の被害者でかわいそう、と見られるのは
嫌。生きるなら楽しみたい。」と、なりたい姿
をイメージし、行動をした。
「体を動かせる感覚がある。」と、この競技を
選び、弱い力でも引ける滑車付きの弓を使い、
握力がないから手首に巻き付けた補助器を使っ
て矢を引き放つ方法を磨いた。
「どんな困難もどうしたらできるかを考えた。」
            2021.9.2
           朝日新聞 岩佐 友氏
   
・・・・・との記事を読ませていただきました。
そして、
私の心を襲った感情がありました。
しかし、
それは、岡崎選手からのエールだと思いました。
ご自分の気持ちを素直に出せる、伝えられる。
思ったことを行動に移せる。努力!!する。
へこたれず持ち続ける強い気持ち、
一歩踏み出せる勇気、等々。
「誰でも立ち向かえる力があることを、どう伝
え、どう共に歩めるのか。」と。
私が弱音をちょっと吐いてしまいそうだったけ
れど、背中を強く押していただいたと思いまし
た。

私にしか出来ないことがあるはずだ、と思えま
した。

            管理者 山下 雅子