４月１１日、日よう日。
大阪府知事選挙の投票に行く。
わからないけど指さしてた。
会場を一周し出た。

なぜかうるうるしてしまう。
なぜかすごくしゃべった。
なぜかすごくうれしかった。

同じところで、
同じことを、
同じことをしている。
そんな自分がおかしくて、
涙があふれて
エヘラ、エヘラしてしまう。
「幸だー！」と感じた。
世間に出るとふつうが見える
つかめそうでつかめない。

施設に帰る。
施設の世界にもどる自分がつらい。
そして
自然につらい自分を演じてしまう。

選挙から帰って
施設の自動販売機で買った缶ジュース
全部飲めなかった・・・。


何十年も前に、補助人として選挙に行き、その
人の様子に接し感じた思いです。
その時の笑顔がまだ、私の心に焼き付いていま
す。

「参政権は憲法で保障された基本的な権利であ
り、障がい者、高齢者、療養中の方々等が支障
なく選挙権の行使が行えるよう支援することが
必要です。」
大阪府からの協力要請についての依頼書に明記
してありました。
しかと目に焼きつけて行使させて頂きます。

　　　　　　　　　　　　管理者　山下　雅子