何故でしょうね。
2022年9月18日（日）早朝、
笑ってる彼女に出会いました。
彼女はとてもチャーミングで可憐な人でした。
その当時、「さんまのからくりTV」という番組
で、“あなたの夢を叶えましょう” という企画が
あり、私には叶えて欲しい事がありました。
“彼女にウエディングドレスを着てもらいたい”
と。
だから、仕事の行き帰りはTV局の人をウロウロ
と捜しましたね。一度も出会わずでした。
笑い話ですよね。

彼女を思いこんな事を書いていました。
『「大好きなんだね。」
　くつを持って飛ぶように歩く　
　　　　　あなたは本当に美しい。
　何故、
　四角い空の下を
　そんなに楽しく歩けるのでしょうね。
　薬をいやがっても、
　抜けた前歯の間から
　入るのをわかっていながら
　わざと口をムーとしてみたり、
　“こうしてほしい” と
　体を半身に構えて差し出す手
　どんな時も
　いつも、しっかり私の目に訴えます。
　目をそらさないあなたの意志、
　黒い大きな瞳、
　もっと、
　何かが出来そうに思っています。』

彼女には、もう一つ大好きな物がありました。
「浣腸の容器」です。
強い発作がある彼女は、薬を沢山飲んでます。
その副作用として、頑強な便秘がありました。
だから、それを見ると、体をふるわせ、おたけ
びをあげ、はしゃぎます。
その様子がもう、可愛いくて、可愛いくて…。
この前のことのようです。
彼女との思い出の１ページです。


会いたいな～。
会いたいな～。
　　　　（知的障害者入所更生施設時代のこと）

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　　　　　　　　　　　　　　　山下　雅子