NEWS
『フッと思ったことだけど、そうなんですよね』
工房おりがみ コラム更新
ずっと外出できない時期が過ぎ、
5月、ゴールデンウィークの時、うどんの食べ
放題へ行ったあとの、久しぶりの二人での外出
となりました。
知らない人がたくさん行き来されていました。
彼は、いつもと変わりないように歩いて、座っ
て、待っておられる。
でも、やはりなんだかぎこちなく、ただ真っす
ぐの歩み。
「右へ」と言われれば右へ。
「左へ」と言われれば左へ。
「座ってくれる」と言えば座ってくれる。
「立とうか」と言われれば立ってくれる。
「ここで待っててね」と言われれば待ってくれ
た。
「トイレに行っとく」と言われればトイレを済
まし出て来られる。
私は真上に彼の顔を見上げ、
どこかに連れて行かれそうになった時、
「いやや!!!」と言えるやろか、
「こっちおいでよ」と言われたらついて行って
しまうんとちゃうやろか、とフツフツと心がソ
ヨソヨしてしまった。
地域でやっと暮らせるようになったとしても、
彼等を守るべき人の存在がありき、のことだと
強く思います。
管理者
山下 雅子
5月、ゴールデンウィークの時、うどんの食べ
放題へ行ったあとの、久しぶりの二人での外出
となりました。
知らない人がたくさん行き来されていました。
彼は、いつもと変わりないように歩いて、座っ
て、待っておられる。
でも、やはりなんだかぎこちなく、ただ真っす
ぐの歩み。
「右へ」と言われれば右へ。
「左へ」と言われれば左へ。
「座ってくれる」と言えば座ってくれる。
「立とうか」と言われれば立ってくれる。
「ここで待っててね」と言われれば待ってくれ
た。
「トイレに行っとく」と言われればトイレを済
まし出て来られる。
私は真上に彼の顔を見上げ、
どこかに連れて行かれそうになった時、
「いやや!!!」と言えるやろか、
「こっちおいでよ」と言われたらついて行って
しまうんとちゃうやろか、とフツフツと心がソ
ヨソヨしてしまった。
地域でやっと暮らせるようになったとしても、
彼等を守るべき人の存在がありき、のことだと
強く思います。
管理者
山下 雅子