ちょうど１ヶ月前、
仕事を終えた帰り道、車窓から、歩道に座るき
じとらの痩せて鼻水をたらしている猫ちゃんに
出会いました。
一旦帰路を急いだものの、戻り、猫ちゃんをシ
ーツにくるみ保護しました。
すぐ病院へ行き、点滴をしてもらい、水分と栄
養を入れてもらい、少し元気になってくれまし
た。
獣医さんからは、「すでに病気にかかっていま
す。環境を変えず、元に戻してやるのがこの子
にとっては一番良い。」とお聞きしました。
その場所に戻り、近隣の人から猫ちゃんを見守
っている人が居るとお聞きし、その人と出会い
ました。すると、「この頃しんどそうやと思っ
ていました。」と言ってもらえ、お預かりして
いただきました。
そして、昨日（１０/３）帰り道、この前と同
じ場所に猫ちゃんが座っていました。少しふっ
くらしていて、顔がコクリと動いたように思え
ました。
確かに出会ったその場所に、猫ちゃんが座って
いたのです。
そして、ちょうど１ヶ月目の今朝、見守ってく
れていた人から、「朝、天国へ行きました。」
とメールが届きました。
昨日のことを伝えると「その猫ちゃんです。き
っとお礼を言いに会いに行ったのでしょう。」
と話して下さいました。
この１ヶ月、毎日通っていて全く会えなかった
わからなかったのに。よく１ヶ月、頑張ってく
れました。
きっと、愛情をいっぱいもらえたんだと思いま
す。
しっかり命をまっとうしたと、「よく頑張った
ね。」と声を届けました。とても優しい目をし
ていたので、『優（ゆう）』と名付けました。

私事になりました、すみません・・・。

　　　　　　　　　　　　管理者　山下　雅子