『癒すということ』　R２年２月13日（木）

「山下さん お話があります。昼休みお時間ありますか。」
と、ご自分が一番聞きたいことをお話しされます。
誰でも聞いてほしいことは、どんどんふくれるものです。

がむしゃらに迫ってくる状況から、
「こんなふうにしていろいろ聞いてもらったら」と教えてもらい話されるようになりました。（すぐに言えたことではありませんが…。）
勿論、私の方から「お話があります、いいですか？」と言う時もあります。

この手段は、とても素晴らしく、いろんな壁を取り壊せていると感じます。
話をして、気持ちを言えること、聞いてもらえること、ちゃんと答えてもらえることで
感情のコントロールが出来るようになることです。
気持ちを言えること、聞いてもらうことは、
とっても、とっても大切なこと。

みんながそう出来ているわけではありません。
ので、前述したように私の方から声をかけることや、
いつもと違う雰囲気を感じることがとっても必要だと思っています。

気持ちのイライラをどんなふうに消化できるのか、
ご自分の気持ちをどんなふうに言えばと
感じておられる人の気持ちを、どううまく聞き取ってあげることが出来るのかが
大きな課題です。

こんなふうにいろいろ思い描く日々に、
あの人のようになりたいと心惹かれる人が現れました。

NHKで放映された、「心の傷を癒すということ」の主人公、精神科医の
安 和隆（あん かずたか）医師です。

これほどまでに相手の気持ちに寄り添おうとされる生き方がすごいと感じました。
少しでも近づきたいと心がときめきました。

　　　　　　　　　　　　管理者　山下　雅子