伝統産業と障がいのある方を支える
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西陣工房は西陣の伝統的手工芸に取り組んでいる障害福祉サービス 多機能型事業所です。
西陣工房には知的障がいの方が多くいらっしゃいますが、ほとんどの人が文字の読み書きや計算が苦手です。
しかし反射的・感覚的な動きを得意とし、手先の器用な方はかなりいるため、決められた手順で作業を行う手仕事に向いている傾向にあります。そこで私たちは、手仕事の代表格ともいえる伝統産業に注目しました。
京都では国から指定を受けた伝統的工芸品が17品目あり、京都市の条例によって74品目が伝統産業として定義されています。
当事業所では、伝統産業に関連する仕事に取り組むことで、より高品質なものづくりができる職人を養成し、人材難に苦しむ業界の活性化を図っています。
《西陣工房の目指すもの》
全人格的な成長を目指し、自立した社会人としての資質を養うことが最大の目的 すなわち、集団活動である仕事やレクリエーションを通じて自己中心主義を廃し、自立した大人の人格を獲得することを目指しています。
(1)一生誇りを持って働ける
(2)産業との繋がりがあり、奥が深くキャリアアップできる
(3)地域経済に貢献でき、ハイレベルな地域共生を実現できる
このような仕事に従事することで、利用者は楽しく働きながら高い工賃を受け取ることができます。
私たちは「伝福連携」を通して、(1)~(3)を満たす仕事を提供し、障がい者の自立と京都・西陣の活性化を目指しています。
「伝福連携」とは、後継者難の伝統産業を障がい者の労働力でカバーする取り組みです。
一般就労は難しい方でも、様々なサポートが受けられるB型事業所であれば、特性を活かしながら伝統産業の担い手として働くことができます。
つまり主役は障がいのある方ですが、職員が重要な役割を担っているといえます。
その他にも西陣工房では、大人としての自覚・体力作り・仲間作りを重視した課外活動を用意しています。
具体的には、卓球バレーやウクレレなどのサークル活動・毎朝の体操・季節レクリエーション・年3回の合宿など、様々な取り組みを実施しています。
「利用者が地域に貢献しながら、誇りを持って生きられる」
そんな生き方を支えたい方、ぜひ一緒に働きませんか?
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京都府京都市北区大将軍東鷹司町109番地の1